北大阪電気鉄道時代 切符

2017年3月5日更新 新規

北大阪電気鉄道時代 切符
 ここでは、1921年(大正10年)4月〜1923年(大正12年)3月間の、十三〜淡路〜千里山間が北大阪電気鉄道により運行されていた時代の切符について述べます。 北大阪電気鉄道の名の下での営業期間は2年と短く、のちに新京阪鉄道に買収されています。
回数券

壹區間回數券
「一区間回数券」の軟券乗車券です。裏面は無地です。千里山駅が無いことから、大正10年に発行されたものと考えられます。
券面には、社名を示す「北大阪」、四角形の枠で囲まれた「十三」「淡路」「西吹田(現吹田駅)」「豊津」の各駅名と、 四角形・楕円形の枠で囲まれた2、3の区数を思われる数字が四隅に配置されています。 紫色で描かれた社章が中央にあり、梅の花で囲まれている描画となっています。
本券は「見本」印が押されているため、楕円形の3の位置にある入鋏の形が実際のものかは不明です。

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