回数券カード
2014年9月15日更新 阪急阪神回数券引き換えサービスを追加
回数券カード |
ここでは、カード対応の回数券について説明します。回数券カードは2001年に登場し、カード対応二代目券売機で販売を開始しました。現在では赤色タイプのカード対応三代目券売機で購入可能です。
「普通」「時差」「土休日」の3種類があり、どのカードを購入しても表紙絵柄は共通で、裏面にこれらの種類が印字されています。
複数人で使用する場合には、赤色タイプのカード対応三代目券売機にてバラの切符に交換することが可能です。 バラ売りタイプの回数券のように普段束ねて持っておく煩わしさがないため、利便性の高いものとなっています。 |
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回数券カード 初代 |
発売開始時から2002年ぐらいまで使用されていた表面絵柄です。8100列車の先頭車両と空のデザインでした。回数券カードに記載されている文面は以下の通りです。 ●「時差回数券」は、平日の10時〜16時および、土曜日、日曜日、祝日の終日に使用できます ●「土・休日回数券」は、土曜日、日曜日、祝日の終日に使用できます ●複数の方が同時にご乗車の際は、新型券売機でお引換ください |
回数券カード 二代目 |
回数券カード 二代目 8000拡大 |
2002年から登場し、現在も採用されている表面絵柄です。8000列車の先頭車両と流れるような背景のデザインです。
珍しいことに、この絵柄にはデビュー当初の8000列車が採用されており、前面窓の下部に白帯の飾りが付いているのが分かります。
「Hマーク」や「旧社章」は画像加工により消され、「新社章」のマークは後で追加されたものと思われます(車体の荒い画質に対して、新社章のマークが異様にきれいであるため)。 回数券カードに記載されている文面は以下の通りです。 ●「時差回数券」は、平日の10時〜16時および、土曜日、日曜日、祝日の終日に使用できます。 ●「土・休日回数券」は、土曜日、日曜日、祝日の終日に使用できます。 ●複数の方が同時にご乗車の際又は、普通券(切符)サイズの回数券をお求めの際には、新型券売機でお引換ください。 ●「普通」「土・休日」「時差」については、裏面に印写してあります。 |
回数券カード 裏面 |
回数券カード 裏面1 |
回数券カード 裏面2 |
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回数券カードの裏面に記載されている文面は2005年から追加され、下記の通り記載されています。 ●自動改札機に投入してご利用ください。 ●阪急線内のみご利用いただけます。(神戸高速線を除く) ●途中下車は前途無効です。 ●払い戻しは有効期間内に限り所定の計算により行います。(手数料が必要です。) ●紛失については当社はその責を負いません。 ●このカードの取り扱いは当社の「旅客営業規則」によります。 「カードくぼみ」を下側にした場合における各印字欄は下記の意味を表します。
2014年現在、日付と時刻の間のアルファベット記号は下記に示す意味があると推定されます。 BとCの記号は別々の装置で刻印されることになるため、ズレが生じる場合があります。
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阪急阪神回数券引き換えサービス |
阪神の回数券カード 表面 |
阪神の回数券カード 裏面 |
阪急と阪神では回数券カードを相互に使える制度があり、額面が190円/270円/280円/320円/370円であれば相互利用が可能です。
使用前には必ず回数券カード対応券売機で回数券カードからきっぷタイプに引き換える必要があります。 阪急の回数券カードで阪神を利用した場合は、 日付・「H」記号・時間・駅名・「HS」記号(縦書き)・残回数(半角)が印字され、右下部の残数位置に穴が開けられます。 阪急の回数券カードで阪神を利用した場合の印字 |
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阪神の回数券カードで阪急を利用した場合は、
日付・「H」記号・時間・「HK記号」・駅名が印字され、右下部の残数位置に穴が開けられます。
阪神の回数券カードには残回数欄がないため残回数は印字されません。 阪神の回数券カードで阪急を利用した場合の印字 |