京阪神急行電鉄(京阪合併時代) 沿線案内 昭和21年
2015年1月4日更新
1946年(昭和21年)発行 表面 |
昭和21年に発行されたと考えられる京阪神急行電鉄の沿線案内のパンフレットです。
当時の線区は、阪神急行電鉄側の北野線・宝塚線・箕面線・神戸線・伊丹線・今津線・甲陽線と、 京阪電気鉄道側の十三線・千里山線・新京阪線・嵐山線・京阪本線・交野線・宇治線・京津線・石山坂本線で構成されていました。 このパンフレットでは太白線にて描かれています。 昭和21年2月に開業した物集女駅(現洛西口駅)があり、同10月に廃駅となった札ノ辻駅があることから昭和21年に発行されたパンフレットと特定しました。 終戦後まもなくして発行されたものとなります。 上側に「観光京阪神のNO.1ルート TO EVERYWHERE IN KYOTO-OSAKA-KOBE」のフレーズが書かれています。 英語はこのフレーズのところだけに書かれていて、残りは日本語であるため、特に外国人を対象として作っていないと思われます。 |
1946年(昭和21年)発行 裏面 |
大まかに線区を神戸線・宝塚線・新京阪線・京阪線・大津線の5つに分けて、各線区の観光案内が記載されています。
左側の写真は上から順に、みのお滝・西宮球場・宝塚歌劇・宇治平等院、右側は嵐山・千里山パーク・清水寺・マキノスキー場になっています。 下側の沿線図は2つのグループに分けられ、神戸線・宝塚線・新京阪線と京阪線・大津線のグループに分けられています。 運賃区分は示されていますが、運賃の値は示されていません。 |