阪神急行電鉄 沿線案内 昭和6年 その4
2009年1月31日更新 説明文追加
D初發・終發時刻表(初発・終発時刻表) |
始発は5時台、終電は25時(午前1時)で、現在よりも終電が遅くまで設定されていました。 夜間に梅田・宝塚間の「新聞電車」なる電車が25時50分発(午前1時50分)に設定されています。 その名の通り、新聞や記事を運んだものと思われます。 |
E阪急電車沿線御案内 |
「阪急電車」の名称が主体的に使われており、この頃にはすでに「阪神急行電鉄」が「阪急電車」として通じていたことが分かります。
冒頭の説明文は以下の通りです。 「阪急電車~戸線は、阪~南部都市間を三十分で連絡し、 寶塚線は寶塚箕面方面に行樂の客を迎へ、 郊外の風向は秀麗を極め沿線到る處郊外生活の理想郷をなして居る。梅田乘塲阪急ビルデングは二階より六階まで阪急百貨店、 七、八階は阪急和洋支那食堂(洋食廿錢均一)で理想的大衆食堂として定評がある。」 |