ラガールカード 初代券売機発券 裏面

2008年1月26日更新

ラガールカード 初代券売機発券 裏面
 ここでは、カード対応初代券売機で発行されていたラガールカードの裏面の色について述べます。ストアードフェアシステム「スルットKANSAI」が発足する前に阪急電鉄主体で導入された「ラガールスルー」が始まった1992年4月より、同カードは初代券売機にて販売開始となりました。

 同カードには駅ごとに裏面の色が設定され、「シルバー」「グリーン」「オレンジ」「ブロンズ」「バイオレット」「ピンク」「ブルー」の7色がありました。各駅に割り当てられた色は下表の通りです。裏面の画像も掲載していますが、パソコンの発色によっては、設定色とは異なって見えることがありますが、ご了承下さい。

 裏面への印字方式は「感熱破壊型」で、熱により塗布層を破壊して下地の黒色を出させるようになっていました。塗布層には光沢があり、キラキラ光っていました。推測ですが、この光沢の塗布層が色付け出来る材料であったことが、裏面の色を設定出来たものと思われます。欠点としては、加熱されなくても裏面をカード同士でこすったり、もともと傷がついていたりすると塗布層が剥がれて黒色の汚れが目立つことがありました。現在では裏面の色の設定はなくなりました。また、この印字方式はなくなって、「感熱変色型」になったことにより、光沢のあるカードにお目にかかることもなくなりました。

裏面の色色(イメージ)駅名
シルバー(銀)  梅田
グリーン(緑)  (神戸線)西宮北口、今津、阪神国道、門戸厄神、甲東園、仁川、小林、逆瀬川、宝塚南口
(京都線)富田、高槻市、上牧、水無瀬、大山崎、長岡天神
オレンジ(橙)  (神戸線)中津、十三、夙川、芦屋川、岡本、御影、苦楽園、甲陽園
(宝塚線)三国
(京都線)吹田、豊津、関大前、千里山、南千里、山田、北千里
ブロンズ(茶)  (宝塚線)池田、川西能勢口、雲雀丘花屋敷、山本
(京都線)西京極、西院、大宮、烏丸、河原町
バイオレット(紫)  (神戸線)神崎川、園田、塚口、武庫之荘、稲野、新伊丹、伊丹
(宝塚線)中山、売布神社、清荒神、宝塚
(京都線)東向日、西向日、桂、上桂、松尾、嵐山
ピンク(桃)  (宝塚線)庄内、服部、曽根、岡町、豊中
(京都線)上新庄、相川、正雀、南茨木、茨木市、総持寺
ブルー(青)  (神戸線)六甲、王子公園、春日野道、三宮
(宝塚線)蛍池、石橋、桜井、牧落、箕面
(京都線)南方、崇禅寺、淡路、下新庄、柴島、天神橋筋六丁目
※1993年12月発行 リネアNo.45「阪急ものしり博士」より引用

ラガールカード 梅田駅 ラガールカード 仁川駅 ラガールカード 岡本駅 ラガールカード 池田駅
梅田駅 シルバー仁川駅 グリーン岡本駅 オレンジ池田駅 ブロンズ
ラガールカード 塚口駅 ラガールカード 茨木市駅 ラガールカード 六甲駅  
塚口駅 バイオレット茨木市駅 ピンク六甲駅 ブルー 

「切符・カード」ページに戻る