ラガールカード 初代券売機発券 裏面
2008年1月26日更新
ラガールカード 初代券売機発券 裏面 |
ここでは、カード対応初代券売機で発行されていたラガールカードの裏面の色について述べます。ストアードフェアシステム「スルットKANSAI」が発足する前に阪急電鉄主体で導入された「ラガールスルー」が始まった1992年4月より、同カードは初代券売機にて販売開始となりました。 同カードには駅ごとに裏面の色が設定され、「シルバー」「グリーン」「オレンジ」「ブロンズ」「バイオレット」「ピンク」「ブルー」の7色がありました。各駅に割り当てられた色は下表の通りです。裏面の画像も掲載していますが、パソコンの発色によっては、設定色とは異なって見えることがありますが、ご了承下さい。 裏面への印字方式は「感熱破壊型」で、熱により塗布層を破壊して下地の黒色を出させるようになっていました。塗布層には光沢があり、キラキラ光っていました。推測ですが、この光沢の塗布層が色付け出来る材料であったことが、裏面の色を設定出来たものと思われます。欠点としては、加熱されなくても裏面をカード同士でこすったり、もともと傷がついていたりすると塗布層が剥がれて黒色の汚れが目立つことがありました。現在では裏面の色の設定はなくなりました。また、この印字方式はなくなって、「感熱変色型」になったことにより、光沢のあるカードにお目にかかることもなくなりました。
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