9000系・9300系
2008年10月18日 更新
京都線仕様の9300系は2003年にデビュー、神戸・宝塚線仕様の9000系は2006年にデビューしました。
既存車に対して妻面屋根に特徴的なデザインが施され、窓が一連窓になりました。
近代阪急のデザインの元となる2000・2300系から様変わりしましたが、
マルーン+アイボリー塗装、妻面貫通扉のアルミ板、アルミ枠の窓は継承されています。
現在までに9300系は三次車までデビューしています。相違点は以下の通りです。
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9000系 |
9000編成 |
2006年7月31日にデビューしました。京都線の9300系の車体・車内デザインをベースにしています。 9000系のロングシートには仕切(3/2/3又は2/3人)が設けられており、全員がゆったり座れるよう配慮されています。神戸線・宝塚線で運用されています。 |
9300系 一次車 |
2003年10月14日に京都線の特急電車である6300系の後継としてデビューした、一次車の9300系です。6300系が観光向けであるのに対し、9300系は通勤用途も考慮した設計になっており、クロスシート採用であるのは同じで、扉数は3扉に変更されています。また、車両設計はアルナ工機から日立製作所に変更されております。 車内には、貫通路に自動扉を採用されたり、間接照明を採用されたりなど、既存の阪急車とは異なる設計も採用されています。 現在は、通勤特急・快速急行など全ての種別として運用されています。 現在の行先方向幕は、文字が一回り小さいタイプに変更されており、後でデビューした二次車の9300系と同型になっています。 |
9300系 二次車 |
2005年3月にデビューした、二次車の9300系です。一次車に対して、2つに別れていた前照灯部分が1つになり、行先方向幕が一回り小さい文字に変更されております。また、特徴的な屋根部分に見られたネジ穴などが無くなり、すっきりしたデザインになっています。 |
9300系 三次車 |
2008年6月にデビューした、三次車の9300系です。二次車に対して、行先方向幕がLEDに変更されており、車体寸法の差異を除けば9000系と同じデザインになっています。 また、車体側面窓の縦方向の幅が縮小されています。 車内には9000系と同様車内案内表示器にフルカラーLCDが採用されています。また、車端部のロングシート部の背もたれが高めになり、座り心地が改善されています。 |