6000系・6300系
2014年8月3日 能勢への6002編成譲渡を記載
6000系 |
2000系から5000系列まで続いたデザインから大幅に変更されてデビューしました。 行先標識板から行先方向幕になり、下部にスカートが設置されました。 デビュー当時は先頭窓側面部に「H」のマークが取りつけられていましたが、 1992年に阪急の社章が変更された時に撤去されました。 また、ヘッドマークを掲げる金具は取り付けられていませんでしたが、後に車番上部に取り付けられました。 運転台はワンハンドルタイプで、冷暖房機器が最初から搭載されています。現在全ての編成が新塗装になっています。 2014年8月1日より元阪急6002編成が能勢電鉄に譲渡されました。車番はそのままで、側面の阪急の社章が能勢の社章に変更されています。 能勢電鉄線内での運用は特急日生エクスプレスに限られ、急行・普通等では阪急線内での運用に限られることも有り、実質貸し出し運用の形となっています。 |
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6001編成 |
現在の塗装になる前に実施された試験塗装車で1998年7月下旬に入線ました。 前面部の上部は塗装されていませんでした。 現在は新塗装に変更され、この塗装は消滅しました。 |
クーラ部、扉及び車内がリニューアルされた編成です。 クーラカバーが変更され、扉は窓部分が下方に拡大されています。 車内の更新は、扉部の化粧板が濃い茶色に貼りかえられ、扉上部にLED案内表示器が搭載されています。 |
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今津線・甲陽線に配属されている、3両編成の6000系です。 現在は白帯塗装のみになっています。 ワンマン運転が可能であり、自動放送やドア開閉ランプが搭載されています。 ヘッドマーク用の引っかけ金具がない車両(6121,6123編成が該当)もあります。 |
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先頭の行先表示幕を上下に拡大した車両です。同工事をした他系統の編成に、京都線5300系があります。 現在全ての編成が新塗装になっています。 |
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前面に転落防止幌用の金具を設置した編成です。前面の両側に、横型の2カ所の引っかけ金具と、2カ所の下部固定金具があります。 |
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元2200系の車両です。阪神・淡路大震災で被災した2250、2251編成を6000系統の番号に改番されています。 中間車に7000系が組み込まれています。車番の位置が他の6000系以降の編成よりも若干上寄りに配置されており、 ちょうど標識灯と同じ面位置にあります。 |
6300系 |
2800系の後継としてにデビューした特急車両です。1976年に鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞しました。 基本設計は6000系と同等ですが、貫通路部の銀飾り・側面窓・扉位置が異なっており、車内は全てクロスシート車仕様です。 右上の編成は唯一梅田寄り先頭車にパンタグタフが搭載された編成です。だれもが憧れる、究極の編成でした。 2009年より老朽化により順次廃車され、後続の9300系に置き換えされました。 2010年2月28日を最後に特急としての運用を離脱しました。 現在では3編成(6351・6352・6353編成)が4両化・リニューアル化され嵐山線に就いており、 1編成(6454編成)が6両化・リニューアル化され観光編成「京とれいん」として運用されています。 |
6300系 リニューアル車 嵐山線専用 |
4両化・リニューアル化された車両です。 従来の2ボックス型の2列のクロスシートは、1ボックス+2ボックス型のクロスシートに変更され、 扉近傍にロングシートが設置されています。補助席は廃止となり、京都寄り先頭車両の公衆電話も撤去されています。 木目調は濃い茶色主体です。扉は窓が縦長のタイプ、窓はUV(紫外線)カットガラス、日よけの鎧戸はカーテンに、それぞれ変更されています。 現在では3編成(6351・6352・6353編成)が嵐山線でのみ運行されています。 |
6300系 リニューアル車 京とれいん |
左下:京唐紙「蘭の華散らし」デザイン(1,2両目) 右下:京唐紙「麻の葉」デザイン(5,6両目) 現在では1編成(6354編成)が梅田・河原町間又は嵐山間直通で休日に運行されています。 当初運行時にはヘッドマークはありませんでしたが、現在では付けられるようになりました。 |