2000系・2021系・2100系・2200系・2300系・2800系

2023年8月15日 説明文更新

2000系

2020編成
旧1000系列(1代目)のデザインから一新された編成で1960年にデビューしました。このデザインを元に後継編成にも受け継がれています。 1961年に2300系と共にローレル賞を受賞しています。 1992年に廃車され現在では営業車は残存していません。一部の編成は能勢電鉄に譲渡され現在も活躍中です。 写真は2000系のさよなら運転で使用された2020編成です。晩年は今津線(西宮北口・今津間)で過ごしました。
2021系

2090車両
2000系の600V/1500V複電圧対応車両版としてデビューしました。 車両番号は2000系より継承され、トップ番号が2021から始まったため2021系として呼ばれていました。 写真の2090車両は中間車化により運転台が撤去された車両です。最終は3064編成へ組み込まれて運用されていました。


2179車両(旧2029車両)
2021系のうち、冷房化と中間車化による運転台が撤去されたあとに改番された車両です。 2021〜2041までの車番に150を足した番号となっており、この写真の車両は元2029で2179へ改番されました。 運転台は完全に撤去されて、完全な中間車両(運転台部に座席あり)になっています。 最終は3052編成へ組み込まれて運用されていました。


2190車両(旧2040車両)
2021系のうち、冷房化と中間車化による運転台が撤去されたあとに改番された車両です。 この写真の車両は元2040で2190へ改番されました。最終は3064編成へ組み込まれて運用されていました。
2100系

2055(II)車両(旧2153車両)
2000系の宝塚線仕様としてデビューしました。 この写真の2055は旧2153車両で冷房化の際に改番となりました。 過去に2055と同一番号の車両が在籍実績があり、能勢電鉄へ1500系として譲渡されて欠番となっており、 この写真の2055の番号は2代目となります。最終は3056編成へ組み込まれて運用されていました。
2200系
2251編成・6050編成
7190編成

阪急初のVVVFインバータ搭載の試験編成です。 デザインは6000系と同じですが、車番の位置が若干下寄りに設置されており、標識灯と同じ位置にあります。 異色の編成として人気が高かったのですが、去る1995年1月17日、宝塚・宝塚南口間のカーブを走行中に「阪神・淡路大震災」で被災し、 全編成が脱線、中間車の2721は廃車されました。 その後各先頭車は改番されて2250は6050、2251は6150に改番され6000系列として運用されていました。 2019年に6050は7090、6150は7190に改番され、7000系列として現在運用されています。
2300系
2307編成・2311編成・2305編成・2309編成

2000系と同じ1960年にデビューしました。2000系と共に1961年にローレル賞を受賞しています。 2005年10月19日にトップナンバーの2301編成が勇退し、最後まで運用されていた2309編成も廃車となり、現在では営業車は残存していません。


2315編成
2300系に行先表示幕の工事を施した編成です。 工事後のデザインは3300系・5300系とほぼ同じです。(この写真は表示幕回転中に撮影したため、「快速急行」になっています)

最終運用は2313編成で、2015年3月20日に定期運行を終了し、同年3月22日にさよなら運転が実施されました。 現在では営業車は残存していません。
2800系

2813編成
京都線特急車両としてデビューしました。6300系に置き換わる前までは、2扉・クロスシートで、現在よりも早い所要時間で大阪・京都間を結んでいました。 特急引退後は3扉・ロングシートに改造されて運行されていましたが、窓は6300系の窓(2枚の窓が連続したタイプ)のままでした。1995年に廃車となりました。


2831車両
2305編成の中間車に組み込まれていた2800系の車両です。 2枚窓車で3扉化されているので、真ん中の扉の戸袋には窓があります。 かつては今津線の3000・5200系にも組み込まれていたことがありました。 2001年に中間車として組み込まれていた2305編成の廃車に伴い、2800系は全車廃車となりました。

2862・2802編成

廃車後に正雀車庫に留置されていた2800系の編成です。正面に白帯塗装が施されていました。 車体の色褪せが激しいので側面と前面部分の違いがはっきりと出ています。 2802の方(右側)の方は、レールウェイフェスティバルで車庫の解放がされた時に、300mm望遠で撮影したものなので、 少し荒い画像となっていますが、連結幌部分に謎な装置が付けられているのが確認出来ます(左側の写真は車庫外の道路よりフェンス越しで撮影)。 現在解体されて残存していません。。

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