切符 梅田の「田」
2009年1月24日更新

梅田の「田」
阪急梅田駅で切符を購入すると、梅田の「田」の字の「+」部分が「×」又は「メ」になってますが、印刷ミスではありません。 この理由についてですが、自動改札機が無かった時代、すなわち人の手で改札を行っていた時代に、ほかに「田」の付く駅と区別するために用いられたと言われています。

阪急には「園田」「池田」「吹田」「山田」「富田」と「田」のつく駅が「梅田」の他に5つもあります。人間では瞬時に見分けることは不可能だったことから、最も利用客の多い梅田駅の「田」の字を「区|」にして見分けやすいようにしたのです。 その名残が、自動改札機が普及した現在でも使われています。切符はもちろんのこと、ラガールカード・定期券等にも使われています。ただし、ICカードの利用履歴の印字や駅の看板には普通の「田」が使われています。

管理人の調査結果によれば、昭和34年発行の定期券で梅田の「田」の字の「+」部分が「×」になっていることを確認しています。また、昭和28年以前の乗車券・定期券での使用が確認されていません。これらの事実から、 現在の表記方法が使われ始めたのは昭和30年初頭で、販売単価の高い定期券に採用されたと考えられます。

梅田 乗車券 二代目カード対応券売機 梅田 土休日回数券 二代目カード対応券売機
二代目カード対応券売機で購入した乗車券と土休日回数券です。梅田の表記が全て「田」の中が「メ」になっています。また、回数券を自動改札に通して印字される梅田は「メ」ではなく完全に「×」の形になっています。

仁川−梅田 定期券 二代目カード対応券売機 券売機購入ラガールカード
定期券とラガールカード裏面です。定期券の梅田の「田」の中は「メ」、ラガールカードに印字される梅田の「田」の中は「×」になっています。

昭和35年発行定期券
昭和34年に発行された梅田−仁川間の定期券です(当時の社名は京阪神急行電鉄)。梅田の「田」の中は「×」になっています。

昭和28年発行定期券
昭和28年に発行された京都(現大宮)−梅田間の定期券です(当時の社名は京阪神急行電鉄)。梅田の「田」の字は文字通り、通常の田となっています。

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