京阪電気鉄道時代 切符
2008年11月9日更新

京阪電気鉄道時代 切符
 ここでは、1930年(昭和5年)〜1943年(昭和18年)間の、京都本線とその支線が京阪電気鉄道(京阪電車)により運行されていた時代の切符について述べます。 当時の鉄道線は、旧新京阪鉄道所属の新京阪線、千里山線(現千里線)、十三線(十三〜淡路)、嵐山線と、京阪電気鉄道所属の京阪本線、宇治線、京津線、石山坂本線が運行されていました。 切符は主に硬券で発行されていたようです。

旧天神橋駅旧天神橋駅
左:旧天神橋駅発行の乗車券 右:裏側

昭和16年に旧天神橋駅(現:天神橋筋六丁目駅)で発券された、「天~橋より長柄・柴島間ゆき」の5銭硬券乗車券です。 「通用發賣當日限 途中下車指定驛(シンニョウは旧字体) 5錢」の記載があります。長柄駅は、かつて天神橋・柴島間に存在していた駅で、 昭和19年に廃止されました。

旧京阪京都駅発行旧京阪京都駅発行
左:旧京阪京都駅(現:大宮駅)発行の乗車券 右:裏側

昭和15年に旧京阪京都駅(現:大宮駅)で発券された、「京阪京キより淡路ゆき」の60銭硬券乗車券です。 「通用發賣當日限 途中下車指定驛 63錢(改正運賃0円60錢の運賃変更印有り)」の記載があります。 地紋には、京阪電気鉄道の「でんてつ けいはん」「KER」が書かれています。京都の「都」は旧字体の「キ」となっています。

京阪電気鉄道 地紋京阪電気鉄道 地紋 現在
左:旧天神橋駅発行の乗車券の地紋を左右反転したもの 右:現在の地紋

地紋は、「でんてつ けいはん」「KER」が周期配列されたデザインです。天神橋駅発行の券には鏡対称で地紋が印字されていますが、理由は不明です(画像は見やすくするため左右反転させています)。 「KER」はKeihan Electric Railwayの各単語の頭文字を取ったものと考えられます。現在の地紋は、「KER」の部分が京阪の旧社章に置き換えられたデザインになっています。

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