現行乗車券の発券券売機判別方法
2007年7月9日更新

はじめに
 2007年7月現在、阪急で販売されている自動券売機は4種ある。発券された乗車券の字体は4種とも異なっており、うち3種については差がほとんど見られず、パッと見て判別は難しい。
 本レポートでは、(無駄に近いが)発券された乗車券がどの券売機のものかを判別する手段を述べることにする。

乗車券一覧
 仁川駅で4種の券売機で発券された乗車券一覧である(320円無駄に投資)。初代券売機の乗車券は一目見て判別可能だが、その他3種はパッと見て判別は付かない。
 
左:初代券売機で発券 右:二代目券売機で発券
 
左:三代目券売機紫色タイプで発券 右:三代目券売機赤色タイプで発券
部分拡大
 特徴的な部位に絞って、各乗車券の差異を述べる。ここでは、「阪急電鉄」「大人料金(150円区間)」「小児料金(80円)」の3箇所に絞った。
項目 初代 二代目 三代目紫色 三代目赤色
阪急電鉄
・字体:明朝体
・シャギー:有り
・「電」の字の「雨」と「甲」:分離

総評:「心」の最後2画が独特

・字体:太字ゴシック体
・シャギー:無し
・「電」の字の「雨」と「甲」:結合

総評:4種の中では最もきれい

・字体:ゴシック体
・シャギー:有り
・「電」の字の「雨」と「甲」:分離

総評:かねへんの下側が潰れている

・字体:ゴシック体
・シャギー:無し
・「電」の字の「雨」と「甲」:結合

総評:「急」のヨの2画目が上寄り
大人料金
・数字字体:太字ゴシック体
・「円・区間」:ゴシック体

総評:数字は4種の中で最も太い

・数字字体:ゴシック体
・「円・区間」:やや太めのゴシック体

総評:4種の中では最もきれい

・数字字体:ゴシック体
・「円・区間」:ゴシック体

総評:「間」の「日」が下寄り

・数字字体:ゴシック体
・「円・区間」:ゴシック体

総評:数字と「円・区間」の間が他より2倍空いている
小児料金
・数字字体:太字ゴシック体
・「円」:ゴシック体

・数字字体:太字ゴシック体
・「円」:太字ゴシック体

・数字字体:ゴシック体
・「円」:太字ゴシック体

・数字字体:太字ゴシック体
・「円」:ゴシック体
総括
 お手元の切符で、どの券売機で発券されたか分からなくなった時の参考書になれば幸いである。三代目紫色の券売機の字体は最近の装置の割りに汚いことが疑問である。

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